平家物語巻第九「三草合戦」です。三草山に布陣している平家軍に
源氏が夜襲をかけます。
あらすじ
法皇より三種の神器奪還の命を受けた範頼、義経はそれぞれ摂津の
昆陽野(こやの)と播磨・丹波の境、三草山の東の山口、小野原に進出しました(「三草勢揃」)。
平家軍は大将軍資盛、有盛以下三千余騎で三草山の西の山口に布陣していました。
義経は田代冠者(たしろのかんじゃ)の進言で土肥次郎実らと夜討ちを決行することに決めます。
民家や野山に火をつけて照明の代わりとして進軍します。
平家軍はすっかり油断していたところを強襲され大慌てで逃げていきました。
大将軍資盛、有盛らは讃岐の八島へ、侍大将平内兵衛清家、海老次郎盛方らは一の谷に落ちゆきました。
兵庫県社町の三草山は現在ではハイキングコースが整備され
クヌギーナラガシワ林が「ひょうごの森百選」にも選ばれています。
はるか昔の寿永3年(1184)その三草山で義経軍が資盛軍を打ち破ったのです。
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