東宮立

平家物語:東宮立 朗読mp3

平家物語巻第一「東宮立(とうぐうだち)」です。二条上皇崩御に続き、六条天皇が五歳で譲位し、 高倉天皇が即位します。いよいよ平家の栄華という感じになってきます。

あらすじ

この年(永万元年)は二条天皇が崩御(「額打論」)したため喪に服す意味で、禊の儀式は行われませんでした 。

十二月二十四日、建春門院(後白河上皇の女御)の産んだ一院の宮(後の高倉天皇)が親王(注)の宣旨を下され、さらに翌年、春宮(注)に立ちます。

叔父−甥で春宮−天皇という異例な形です。

その甥(六条天皇)が五歳で譲位し、位を受けた春宮は、高倉天皇となります。

高倉天皇の母、建春門院は清盛の妻、二位殿の妹。

平大納言時忠(へいだいなごん ときただ)は、建春門院の兄です。皇族と結びつきを強め、平家はますます繁盛していくのでした。

(注)親王(しんのう)…天皇の兄弟、皇子に授けられる称号。
(注)春宮(とうぐう)…皇太子。次期天皇に指定されている皇子


この日は起きてすぐ朗読したため声が鼻にかかりがちな上、強烈な股ズレに苦しみつつ頑張ったのを覚えています。


posted by 左大臣光永 | 平家繁栄